11/5(金)は、社員研修として「日本製紙株式会社岩沼工場」に行ってきました。
事の発端は、先日行われたエコプロダクツ東北で見た日本製紙のブースで、「紙の地産地消」というキーワードを目にしたことから始まります。
単純にその場では、「食の地産地消はよく聞きますけど、珍しいですね」とブースの担当者の方とお話するだけでしたが、帰ってからよく考えてみると、印刷物制作に関わって早約10年、地元の印刷工場にお願いすることはあっても、その資材の一部である紙を、「地元で生産された紙」と指定したことは一度もありませんでした。
せっかくだから、今度の社員研修のネタにしようと思い、日本製紙石巻工場の見学となりました。
一般への工場見学は受け付けているのか気になりましたが、さすが大会社です。CSRの一環として、うちのような微小企業でも工場見学を受け入れてくださいました。
私たちが見学した岩沼工場では、主に日本全国の新聞用紙の10%以上を生産しているとのことで、新聞用の抄紙工程を主に見学しました。
あまり詳しいこと書くと、実際に見学したい方がつまんなくなると思うので、ざっくり紹介すると、
5人なのに、オーロラビジョンで歓迎されたり、
煙突より高いところから工場全体を見学したり、
古紙原料を見たり、
木材チップを見たりと、かなり面白かったです。
ちなみにですが、大量に使う場合は特注で紙をすいてくれるそうで、オレンジページ専用のオレンジコートという紙なども見てきました。紙にこだわりがあるデザイナーさんは、是非一度、紙が出来るまでを見てきてはいかがでしょうか?
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